「地球の裏側で僕らの仲間がお腹を空かせているのに、

どうして日本はこんなに食べ物を捨てているの?」

 

日時:2018年8月8日(木)13:00-15:00

場所:衆議院第一議員会館 国際会議室

「地球子どもサミット2018」では「フードロス問題」について、みんなで考えました。世界9カ国から集まった子ども代表25名、こども司会2名、オトナ司会1名。各省庁や各企業から集まったオトナ先生36名、200名の傍聴者。ディスカッションタイムでは「お米の廃棄問題」と「形の悪い野菜をどうするか」の2つのテーマについて話し合い、たくさんの意見が飛び交いました。

また、各所から集まったおとな先生からの質問に、子どもたちがアイディアを提案していくという質疑応答は、子どもたちの無垢でユニークな回答に、おとな先生がたくさん学ばされるという貴重な機会となりました。

「地球こどもサミット2019」で取り上げた「フードロス問題」は、国連が2015年に採択した「SDGs 〜世界を変えるための17の目標〜」の「12・つくる責任 つかう責任」を考えるキッカケとなりました。
現在、地球の人口は75億人、2050年までに90億人以上になると予測されています。
今までのように、たくさん作って、たくさん捨てていたら、地球は1つでは足りなくなってしまいます。
これは、食料だけでなく、人間が生産するあらゆるものに、当てはまる問題です。

 


ディスカッション1

「地球の裏側で僕らの仲間がお腹を空かせているのに、どうして日本はこんなに食べ物を捨てているの?」

→ お米や形の悪い野菜・果物の廃棄について考えてみよう。
・お母さんの炭水化物ダイエット、家庭、学校、会社、たくさんの場所でご飯が捨てられています。
・お弁当(コンビニ、駅弁など)のご飯が捨てられています。
・形の悪い野菜や果物が捨てられています。

 

→ もったいないを解決するアイディアを探してみよう!

ディスカッション2

「もったいないを解決する世界のアイディア」
→ 世界でどのような取り組みがされているか、見てみよう。

 

インド:学生たちが開発した飲食店から出た残り物を、路上生活者など貧困層の人々に配るアプリ「Zero」。
カンボジア:ニワトリを生きたまま運ぶのは、腐らないから。
スペイン:貧しい人のために、あまった食べ物を入れる「連帯冷蔵庫」。
イギリス:廃棄用のパンの耳から「トーストエール」というビールを作る。
フランス:スーパーの売れ残りは全部寄付します!フランスのエコな法律。