スタッフ日記


「地球こどもサミット」の活動は、一年中世界のどこかで継続的に行われています。スタッフが世界で見てきたものを、こちらのページでレポートします。


アカ族

*アカ族は、タイ、ミャンマー、ラオス、北東インド、中国の雲南省の山地の標高の高い小さな村に住む民族です。彼らは20世紀初頭に中国から東南アジアに進出しました。ビルマとラオスでの内戦により、アカ族の増加し、現在、タイ北部のチェンライとチェンマイに8万人が住んでいます。*

 

 

【スタッフ日記】

2019112

タイの北部で3カ国の国境付近に位置するチェンライという山岳地帯にアカ族が暮らしています。

 

私たちが会いに行ったのはアカ族の孤児。

そこでは皆が力を合わせてここで生活しています。

 

ここでの子たちはテレビでしか海を見たことがありません。

海でプラスチックゴミを食べた生き物が死んでしまっているという話をすると、真剣にその写真を何度も見ていました。

ここは山岳地帯だけど、ここに捨てたゴミが風や雨で粉々になり最終的に海に流れ着くので、関係のない話ではないんだよと言うと、皆が驚いた顔をしていました。

 

そして一人一袋持って5分程でパンパンになるくらい入れてきてくれました。

(レポート:小川知世)


モーケン族

*ほぼ一年中海上で過ごす海洋民族。モーケンやモーケン人とも呼ばれます。モーケンは自称で、ビルマ語ではサロン族と呼ばれます。別名「海のジプシー」。ただし「海のジプシー」という呼び名は東南アジアのいくつかの民族集団の総称であり、モーケン族のみを意味するものではありません。*

 

 

 

【スタッフ日記】

2019113

 

タイのプーケット島の最南端で暮らすモーケン族。

 

モーケン族は国籍を持たず、水上生活をしています。 イルカの目を持つと言われるほど視力が良く、昔は海の中に潜り魚をとったりしていたが今は大きく変わってきている様です。

 

モーケン族の子ども達に海の中で亀がロープでぐるぐる巻きになってる写真やくじらがペットボトルを飲み込んでいる写真を見せると真剣な顔をして見ていました。

 

女の子が写真を見て信じられない!と言いました。皆知らなかったのだと思います。

 

最後には皆でプラスチックゴミの分別を一生懸命行ってくれました!

 

(レポート:小川知世)